2023年5月12日 金曜日

21:39

水曜日は一番楽しみな授業

「解剖学」と「生理学」です。

解剖学では細胞の話から進み、組織の内容になっています。

 

上皮組織・結合支持組織などです。

わかりやすく言うと、「皮膚や靭帯や軟骨の話」ですね。

勉強していると当然ですが、素人の方が聞いて「え?そうなの?」となる知識が結構あります。

 

口の中や喉も身体の外側!意外な解剖学的分類

 

解剖学では体表を覆う皮膚などをを上皮と分類しています。

みなさん、自分の皮膚を触るのは簡単ですよね。

 

その皮膚と消化管と言われる口からつながる通り道も全て同じ身体の外側として分類されています。

かなり乱暴な言い方ですが、口から手をずーっと入れていけば、理論的には胃のなかに到達しますよね。

 

極論、胃の中も身体の外側となります。

では内側はどこになるのか。

血管やリンパ管でようやく内皮という分類になります。

下界と直接繋がるかどうかで判断されるそうです。

 

ちなみに、上皮で起こる悪性腫瘍を癌

それ以外を肉腫や皮腫と言います。

この上皮組織の中に

・扁平上皮

・重層上皮

・立方上皮

・移行上皮

などなどさらに細かく分類されていきます。

やはり「血管」「消化管」「尿管」などでそれぞれ働きも変わるので、存在する組織も変わるんですね〜

これ以上はキリがないのでやめておきます。

 

よく作られている、心臓の細胞結合

 

人間の臓器も全て、細かく見ていくと細胞の塊です。

臓器の中で、常に動き続けている心臓も例外ではありません。

でもこの心臓、細胞一つ一つが協調的に動いています。

 

それは、細胞の結合方法が成せる技でした。

心臓はギャップ結合と言われる方法で細胞同士が結合しており、その結合に使われるのが「コネクソン」と言われるチャネルタンパクです。

このコネクソンのおかげで、隣接する細胞と情報交換ができます。

 

そうすると、ひと塊の細胞のように動くことができるのです。

他にも、デスモゾームやタイト結合などがありますが

これまたキリがないのでここまでにしておきます笑

 

Ps

まだ学校が始まって一ヶ月しか経っていませんが、しっかりと過酷な現実が見えてきました。

科目が多く、座学の勉強だけでは進級できないので、自主学習のバランスが難しいです。

一度定期試験を終えれなければ、塩梅を掴めそうにないですね。