みさなんこんにちは、トレーナーの渡邊です。
学校に入り、半年が経ちました。
なんとなく、三年間で勉強する内容などを肌間隔でつかめてきたと思います。
医療専門課程本科では、鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師の3療と言われる国家資格の習得を目指します。
国家資格の合格を目指すからといって座学だけの授業ではなく、実技の授業も数多く存在します。
しかし、その中に表題にある運動療法をガッツリと学ぶ授業はありません。
運動療法とは、特定の悩みや痛み・疾患に対して、身体を動かす事で症状の改善を狙う行為です。
そしてこれは、ヒトの身体の健康に携わるうえで、なくてはならない技術だと思っています。
私が最初、トレーナーとして活動する前に勉強したスクールは
・ヒューマンアカデミー トレーナー基礎コース
・ウィンゲート研修コース
の二つです。
合計で1年8ヶ月ほど学校に通っていました。
ウィンゲート研修コースでは、各部位の機能解剖と運動療法を徹底的にしました。(させられました)
ヒューマンアカデミーでは、トレーナーとしての入り口となる基礎固めを行いました。
これがなければウィンゲートの授業にはついていけなかったと思います。
この「機能解剖」と「運動療法」をセットで徹底的に勉強した経験が、私のトレーナー活動を支えてくれています。
正直なところ、今在学している医療過程本科で勉強する生理学や解剖学のほうが、内容的に細かくレベルが高いです。
加えて、鍼や灸だけでなく指圧やマッサージなどの手技・徒手療法も学べます。
しかし、いくら鍼灸按摩コースで勉強して資格を習得したとしても、運動療法は身につかないと思っておいたほうがいいでしょう。
そしてこの「運動療法」を提供できるかどうかで、クライアントまたは患者へ提供できる価値が大幅に変わってきます。
鍼灸学生のみなさんは、是非学生のうちに
運動療法の勉強会にも参加してみてください。